デジタル無線機とアナログ無線機について

デジタル無線機とアナログ無線機について

0年も昔の話になるけど携帯電話機も昔はデジタル式とアナログ式の2つがありました。業務用無線機もデジタル式とアナログ式の2つがあるのです。さてこのデジタルとアナログのデメリットメリットについて考えてみたいと思います。まず音質についてはデジタルの方がクリアに聞こえます。アナログの方がより肉声に近い音声に聞こえます。とうのもデジタルはアナログデータを一旦デジタル処理しているからです。次に通話距離ですが、デジタル無線機の場合電波は直進性です。障害物のない平野のような屋外では威力を発揮 します。電波状況により異なりますが5〜6Kmの距離でも交信できる場合もあります。しかしいたるところに障害物のある 場所、例えば市街地や山等ではアナログトランシーバーと殆ど変りません。障害物がある時はアナログ無線の方が強いかもしれません。またデジタルの場合1か0です。したがってデジタ ル無線は電波状況が悪いと突然「プツっ」と交信できない状態になります。一方アナログ無線機ははそのような 環境になった場合、ザーと雑音が混じりますが最後まで繋がっており突然途切れるようなことはありません。次はセキュリティーです。セキュリティー安全性の観点からするとデジタルが断然いいといえます。デジタル無線機では秘話コードをかけることで、盗聴等第三者への情報漏えいを防ぐことができます。また豊富 なチャンネル数とユーザーコードによる混信可能性の低減などが挙げられます。デジタル簡易無線機には免許局と登録局があり、使用用途などに応じて選ぶことができます。とくに登録局は、 かんたんな登録手続きだけで使えるため、従来は免許取得が必要だった高出力の無線機を手軽に導入することが できます。デジタルアナログ一長両短ですが最近では電波の有効活用により業務用ではデジタル簡易無線が特にお薦めです。

 

 

登録局対応と免許対応の比較

ここでは最近流行しているデジタル簡易無線機について紹介したいと思います。
デジタル簡易無線では免許局のものと登録局対応のものがあります。
下記が登録局と免許局の比較です。

 

 

登録局 免許局
私用用途 個人の利用も可能 業務用に限定
免許 免許は不要申請のみ 無線の免許が必要
通話 通信相手の制限が無い 免許された法人等社員同士に限られている
チャンネル数 最大35CH 最大65CH
年間電波使用料 450円〜500円/1台 500円/1台

特に最近おすすめの業務用無線機登録局タイプのデジタル簡易無線機が
おすすめです。従来だと高出力の無線機は免許が必要でしたがこちらの無線機は
免許不要でご利用頂けるからです。


 
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